不登校の実態(原因解決へ向けて)

不登校は、自分がダメになってしまう前に、自身の「いのち」が生き延びるために選択した積極的逃避です。しかし当の本人は、まるで出口のないトンネルに迷い込んでしまったかのような不安や恐怖心に襲われます。それを見て「なんとか助けてやりたい」と願うご両親は、自責の念と焦りによる葛藤を抱えます。
 
その姿を見た本人もまた、期待に応えられない自分に対して責任やうしろめたさを感じて身動きが取れなくなるのです。このような負のループから抜け出すためには、それぞれができることから第一歩を踏み出すことが大切です。

本人ができること

自分の「いのち」の声に耳を傾けて、正しい逃げ方を選択することです。
さまざまな原因や思いによって学校から離れることを選んだあなたは、傷ついた心を癒やしたいと思っているはずです。
 
それは、自分の「いのち」の声を大切にしている証拠です。同時に、このまま学校に行けなかったらどうなってしまうのだろうと、不安や恐怖心に襲われます。そういう気持ちに陥るのも無理もありませんが、少し視点を変えてみましょう。今度は「いのち」がバランスを取り戻したいという声を送ってきたと考えてみたら、どうでしょう。
あなたは再び「いのち」の声を聞いたのです。その「いのち」のバランスを取り戻したいという声に応えるために、あなたが今できることは何でしょうか。それは、傷ついた心を癒し自己成長できる、安全な場所に避難することではないでしょうか。
 
では、その安全な場所とはどこでしょうか。自然に囲まれたところが最適です。
自然には傷ついた心を癒す力があります。空と海を眺め、新鮮な空気を吸い込み、土と触れあい、樹木に囲まれて「いきもの」を育て、「いきもの」の声を聴いてみましょう。
自然の懐に包まれているような環境で、生き生きとした自分を取り戻し、本来の自分をじっくり育てるのです。不登校の期間を、自分の殻を破り、新たな自分としてリスタートするチャンスととらえるならば、学校復帰はもちろん、自分の思い描く人生設計も可能になるはずです。

周りがしてあげられること

まず、学校から離れることを選択した勇気を称えましょう。そして、生きようとする力が選んだことを信頼して、見守り待ってあげるのです。今はただ、学校から離れることで「いのち」を守り、傷ついた心を癒やしているのですから、その現状を受け入れ、焦らず、結果だけを期待しないことが何より大切です。一番ダメージを受けているのは、本人なのです。その傷ついた心にそっと寄り添い、見守ってあげましょう。
 
そして、本人に変化が見られたら一緒になって考え、本人の心の赴く方向へ行動して楽しんであげましょう。不登校に対するアクションは、農業、とりわけ自然農法と精通しているところがあると思います。畑の土に意図的・人工的に何かを持ち込み性急に事を成そうとするよりも、もともと具わっている大地の生命力にゆだねるのです。その生命力(自己治癒力)によって荒らされた土が回復し、種まきができるコンディションになるまで待つのです。
 
つまり、傷ついた心が生きようとする「いのち」の力で回復するのを待ち、変化の兆しの見えはじめた、その頃合いを見計らって将来大きく実るような新たな種を撒いてあげることが大切なのです。静かに見守りながらこのタイミングを逃さないでアクションを起こすことが、ご両親をはじめとする周りがしてあげられることです。何を撒くかが重要ですから、子供の個性に合ったものを本人と一緒に見つけましょう。

演劇教育と農業教育によって自己変容・自己開花を支援する小豆島愚放塾では、不登校を「離校」と呼びかえます。離校によって安全な逃げ場所を探している、もしくは種撒きのタイミングが来たと感じていらっしゃる方が、自分を学ぶ場所、それが愚放塾です。
「つなぎなおし」をコンセプトに、自分を「つなぎなおす」ための教育を行っています。

農業を通して自分を見つめ、互いに認め支え合うことの大切さを学びながら、演劇で自分自身の能力を引き出し、新しい自分に変身します。演劇カリキュラムには、演劇ワークとミッションワークがあります。ワークショップ・社員教育としてご参加いただくことも大歓迎です。

参考記事:
「自然農法の考え方は、不登校の生徒に接する仕方において目から鱗である」
思い通りにいかないときは「からだ」に聴いてみるといい
生き方に迷っているあなたへ
ニート進化論

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漫画家として行き詰まったときに駆け込みました。そして僕は、漫画家に戻りました!

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人前恐怖症、ダメ教師、挫折と自己変容……