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裸の感情がむき出しになった!
21歳男性 
                                

普段、人と交わらない生活をしているので来塾まで緊張していましたが、一日目の演劇ワークショップを終える頃には普段、自分は街中で暮らしていてこんなにも安心出来ず、人の目を気にしていたのかと気づき、驚くほど、愚放塾という場とそこに集まる人々独特の自由な雰囲気に安心できていました。

これまで頭で考えるばかりで、自縄自縛、何をするにも自信が持てず、躓いたまま動けなくなるというのが僕の毎日でした。それでも愚放塾でのワークショップや対話を通じ、徐々に身体性を獲得したという実感を確かに掴むことが出来、精神的にもかなりゆとりを持つことができるようになりました。

朝のライティングも、来る前まで文章も一字も書けず、心配していたのですが、最終日には心にゆとりができたおかげで、なんとか読めるものが出来上がっていて自分でも吃驚しました。言葉に引きずられて動けなくなっていた僕には言葉があとからやってくるという経験は衝撃でした。

3日目の演劇ワークショップで、頭でごちゃごちゃ考えたものを、無難に演出し、演じようとしていた僕に、「このままではいつまでも胸にわだかまりが残ってしまう」と感じた木戸さんが演出を加えてくれたことで起爆薬に火が点きました。

無意識に自分を守ろうとしていた言葉の衣服は脱げ落ち、裸の感情が剥き出しになってボロボロと涙を流しながら叫んでいて、それでいて身体は演じている歓びに貫かれているという異常な高揚感のなかに自分がいて、自分の中にまだこんなにエネルギーが残っていたのか、、、と驚き、次の行動へと踏み切る勇気が持てました。

木戸さんやゆうまさん、レイくん、杉井さん、武富さんにもいろいろ迷惑をかけてしまいましたが、それぞれから大きな刺激を受け、頭でっかちの僕が見失っていた、大きな課題の存在を見つけることも出来、それと対峙する力も貰えたと思っています。参加して本当に良かったです。ありがとうございました!。

なお、指導者の立場から、この体験についてのコメントは「演技の力」に書きましたので、こちらもどうぞお読みになってください。
 
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