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大学休学、不登校生の復学・復帰のための「希望の作り方」

先の見えない時代とよく言われます。これからどうなるのか、将来に対する不安を持っている人は多いとおもます。メディアからは、その不安に拍車をかけるようなニュースが流れてきます。

夢の意味

先行きが不透明であれば、夢の一つも持ちたくなるのは人情です。

しかし、古語で使用される夢という言葉は「はかなさ」を意味し、あっけなく消えてしまうものの喩えとして用いられてきました。「ゆめゆめ」は陳述の副詞として打消しを伴います。

古くは「決して叶わないこと」が夢だったのです。

ところが、同じ夢でも英語のdreamには否定的な意味はなく、「心に描く理想像」として用いられます。近代以降、日本でも夢が英語のdreamに倣って肯定的な意味につかわれるようになりました。

いまでは、現状に満足できないときなどに安易に使われています。

「叶わない夢は夢ではない」と偉そうに言う人がいますが、もともと夢とは「叶わないこと」の代名詞だったのにね。

希望の意味

それに対して、希望とは、先が見えないときに、どうすればよいか思い悩みながら、答えの分からない状態の中から生まれてくるのが希望です。

何とかしなければとあきらめずに試行錯誤を続けていくうちに、闇の中から一条の光が差し込んできます。

そのようなときに『希望』という言葉が、ぴったり当てはまります。言ってしまえば、希望には、不透明さや不確定さ、分からなさなどに伴う不安、もしくは絶望がつきものです。

希望の作り方

玄田有史さんは「希望の作り方」のなかで、希望について英文で次のように書いています。

Hope is a Wish for Something to Come True by Action.

本の内容に沿ってこの英文を説明しますね。この英文には希望を叶えるための4本の柱(キーワード)が書き込まれています。

一つは、Wish。希望にまず必要なのは、決戦に臨んで選手がよく使う「気持ちでは絶対負けない」、つまり、強い決意のような気持ちのことです。

二つ目は、Something。何とかしたいという具体的な何かです。大きな目標であっても、目の前の事でも、あなたにとって大切な何か具体的なこと、それを明確にすることが必要です。

三つ目は、Come True。どうすれば実現するのか、その道筋を試行錯誤しながら思案することです。たとえ実現が難しかったとしても近づくことはできます。あきらめないで努力を続けることを意味します。

四つ目は、Action。不安や苦しい状況にあっても行動を起こすこと。ときには未知のことに挑んだり、気持ちを奮い立たせる勇気が必要だったりします。

玄田さんは、「もし希望が見つからないならば、この4つのうちのどれかが欠けているのではないかと考えてみましょう」と本のなかから呼びかけています。たしかに「希望を持て!」と声高に叫ぶよりは、希望には4つの柱があって、その柱を自分で見つける事の方が分かりやすいですよね。

大学休学生、大学不登校生の皆さん、WishSomethingCome TrueActionの4つの言葉をいまの自分の状況に当てはめて、希望を作ってみましょう。その希望のプロセスの中に復学・復帰を入れ込んで考えてみてください。

復学・復帰を目指す大学休学、不登校の方へ

愚放塾では、ミッションワークやハンドライティングによって、気持ちやしたいことを探っていきます。そして、小さなことから行動を起こします。

今までしたことのないことでも失敗していいという気持ちで挑戦します。その試行錯誤の中から、自分の「好き」を大切にして、やりたいことの道筋が見えてきます。道筋はまさに希望に通じています。そして、その通過駅に復学、復帰を置いて、人生を設計してみます。

大きく迂回したり、遠回りすることになるかもしれませんが、ときにはトンネルを掘ったり、開けてきた風景に驚いたりしながら、鉄道ジオラマをつくるような気分で将来を描いていきます。


そのとき、希望と出会うのではないでしょうか!

みなさんはどう思われますか?

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参考記事:
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